紙芝居文化の会とは

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紙芝居文化の会とは

紙芝居文化の会とは、紙芝居を愛する人、興味のある人、演じたい人など、さまざまな人が国境を越えて出会い、学び合い、交流する場です。

活動の目的

日本独自の文化財である紙芝居は、新しい時代を迎えようとしています。 今、大切なのは、優れた紙芝居作品が優れた演じ手によって演じられ、 日本はもとより世界中に共感の輪が広がっていくことです。文化としての 紙芝居を研究し、学び合い、世界中に根付かせていくことが活動の目的です。

これまでの歩み

この会は、紙芝居について学びを重ねてきた「出前紙芝居大学主催者」と 「紙芝居理論の会メンバー」が発起人となり、2001年12月7日に創立しました。運営委員が中心となり、各地で紙芝居講座を催しています。会員の年齢、職業はさまざま。国内の会員は北海道から沖縄まで広がり、海外でもアジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど54の国と地域の方々が会員です。
 現在の会員数:
 国内…個人会員557名、団体会員13
 海外…個人会員284名、団体会員20
 (計874)'2020年6月現在
map … 全国の運営委員のご紹介link-icon

全国の紙芝居文化の会の会員

紙芝居文化の会の会員は、北海道から沖縄まで全国に広がっています。 さらに広げていきましょう。
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海外の紙芝居文化の会の会員

海外でもアジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど54の国と地域に広がっています。
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海外会員リンク

フランス
小さな丸い図書館(La Petite Bibliotheque Ronde)link-icon
マリー・シャルロット・デルマス(作家・脚本家)link-icon

スペイン
紙芝居の仲間たち(Amigos del Kamishibai)link-icon

オランダ
キンダーハート紙芝居:カリン・ファン・フェルトハウゼン=ヴァンローイlink-icon

紙芝居文化の会が果たしてきたこと

紙芝居を優れた児童文化として位置づけた

紙芝居の歴史は絵本に比べると短く、創作も研究も比較にならないくらい少ない状況です。紙芝居文化の会は、紙芝居の「特性」は、作品の世界が現実の空間に出ていき広がり、観客が共感によって作品の世界を自分自身のものにしていくという「紙芝居の理論」link-iconを広め、紙芝居を日本独自の文化財として位置づけました。また、作品研究の中から、優れた作品を選定し、理論を土台とした「演じ方」link-iconの実践を推奨しました。「個の感性を育む」絵本とともに、「共感の感性」を育む紙芝居は、どちらも、人間が人間らしく生きていくために、車の両輪のように大切で必要なものと呼びかけ、絵本に比べて価値が認められていなかった紙芝居を、優れた児童文化として育てました。

歴史研究と作品研究の中から、平和の大切さを伝えた

紙芝居文化の会は、アジア・太平洋戦争の時、紙芝居が戦争協力に利用された事実と向き合い、紙芝居が二度と戦争や平和を乱すことに使われてはならないと考えています。このことを踏まえ、紙芝居作品の内容を考えることが必要だとして、作品研究を重ね「おすすめ紙芝居」link-iconを選定しました。「マイ紙芝居をもちましょう!」link-iconと呼びかけ、一人ひとりが自ら、優れた作品を演じ広めていくことを勧めています。そして紙芝居を通して平和の大切さを伝え、人間の幸せのために紙芝居を演じることを発展させたいと考えています。

紙芝居を世界へ・海外で紙芝居を広める活動を行った

紙芝居文化の会は、これまでフランス、ドイツ、スイス、ベトナム、スペイン、オランダ、インド、シンガポール、中国、マレーシア、イタリア、インドネシア、韓国、タイ、スロベニア、メキシコ、ペルー、ベルギーなど、18以上の国と地域にて、海外での紙芝居講座や紙芝居実演、講師派遣link-iconなどを行ってきました。関心の高まりを受けて、2012年には、パリ・ユネスコ本部で「ヨーロッパ紙芝居会議」link-iconを共催することもできました。そして、子どもの本を愛しその普及に携わってきた人びとに、紙芝居の本質とその素晴らしさを伝えています。海外会員はアジア、アフリカ、ヨーロッパ、北米、中南米、オセアニアの54の国と地域に広がり、紙芝居の理論を学びたい、作品を深める演じ方をしたいと願う人たちが結集しています。日本で生まれた「kamishibai」という文化を世界に広く紹介するため、紙芝居文化の会は、英文Website、英文会報 Kamishibai Newsletterlink-icon(11号以降はデジタル配信)を発行しています。また国内会員が、紙芝居を海外で紹介したい場合、サポート活動も行っています。

これまでにない新しい紙芝居講座を創造した

紙芝居文化の会が作られる前は、紙芝居の実演演習のような講座はありましたが、総合的な講座はなかったように思います。紙芝居文化の会の講座link-iconでは紙芝居理論の学びの場と参加者自身の実演の場があり、自分の実演に対する講師の感想や意見を聞く体験を通し、参加者は自分らしい演じ方を発見することができます。表面的な面白さやウケをねらうことではなく、特別な技術ではなく、誰でもできる演じ方の中で、作品の世界を輝かせた時、「演じるよろこび」が生まれることが分かります。また、毎年、講座の受講者の中から紙芝居の自主学習グループlink-iconが誕生し、会の活動は、こうしたたくさんのグループが発揮する大きな力に支えられています。

社会的な状況の中から、紙芝居の役割をとらえる努力をした

紙芝居は、その成り立ちからか、紙芝居のみを取り出して考えることが多いと感じます。紙芝居を大事な文化としてとらえるならば、当然のことながら、紙芝居文化が社会の中でどんな役割を担っているのかを認識することが大切です。なぜなら、紙芝居も現在の社会の中に存在しているからです。紙芝居文化の会は、そのような想いから、紙芝居講座link-iconに教育学者、国文学者、大学教授などの講師を迎え、社会・政治・自然等の私たちを取り巻く状況について学んでいます。そして紙芝居の社会的位置付けを研究する努力を行っています。

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